2008.01.30 (Wed)
春の梅雨
2008.01.16 (Wed)
夜の販売機
2008.01.16 (Wed)
5人家族の車選び
このコーナーは、2006年半ばから2007年6月にかけて我が家に起こった、「9年ぶりのファミリーカー買い替え」というイベントの顛末記です。最初は「そろそろディーラー回りでもしておこうかな?」程度の軽い気持ちで始まった試乗が、いつのまにかレアなレンタカーを求めて北海道旅行まで敢行してしまうという大騒ぎになりました。(^_^;
素人の感想文なので どの程度お役に立てるかわかりませんが、似たような家族構成で車の買い替えを考えておられる方の参考に少しでもなればと思い、公開させていただきます。
それでは、以下のリンクテキストからどうぞ。
[1] 後席桃源郷の崩壊
…序文、前提条件、ノミネート
[2] 背高ミニバン帝国の興亡
…先代ヴォクシー、セレナ、ステップワゴン
[3] レンタカー東奔西走 古代編
…イプサム、プリウス、プレマシー
[4] レンタカー東奔西走 北の大地編
…エディックス、ウィッシュ
[5] さらなる彷徨
…ストリーム1.8X 2.0RSZ、オデッセイ、シエンタ、アイシス
[6] 華麗な輸入車世界!?
…プジョー307SW、ゴルフⅤGT、トゥーランGLi、ゴルフⅤ GTI
[6] いよいよ準決勝 グレード決定編
…プレマシー20Z、ウィッシュ1.8X/2.0Z、ストリーム1.8X/2.0RSZ
[7] 完結編
…プレマシー、ウィッシュ、ストリーム

素人の感想文なので どの程度お役に立てるかわかりませんが、似たような家族構成で車の買い替えを考えておられる方の参考に少しでもなればと思い、公開させていただきます。
それでは、以下のリンクテキストからどうぞ。
[1] 後席桃源郷の崩壊
…序文、前提条件、ノミネート
[2] 背高ミニバン帝国の興亡
…先代ヴォクシー、セレナ、ステップワゴン
[3] レンタカー東奔西走 古代編
…イプサム、プリウス、プレマシー
[4] レンタカー東奔西走 北の大地編
…エディックス、ウィッシュ
[5] さらなる彷徨
…ストリーム1.8X 2.0RSZ、オデッセイ、シエンタ、アイシス
[6] 華麗な輸入車世界!?
…プジョー307SW、ゴルフⅤGT、トゥーランGLi、ゴルフⅤ GTI
[6] いよいよ準決勝 グレード決定編
…プレマシー20Z、ウィッシュ1.8X/2.0Z、ストリーム1.8X/2.0RSZ
[7] 完結編
…プレマシー、ウィッシュ、ストリーム

2008.01.15 (Tue)
日本平頂上決戦 … 完結編(1)
プレマシー、ウイッシュ、ストリームの3車に絞り込まれた我が家の車選び。ついに最終決定を下すべく、マツダさん、ネッツトヨタさん、ホンダカーズさんに最後の試乗をお願いしたところ、平日の昼間であれば少し長めに試乗しても良いというお許しを得ることができました。
最終決戦のステージは、以下の3つ。
(1)市街地
混雑スポットや あまり路面の良くないところを選んで、いわゆる「普段の街乗り」の印象を比較しました。
(2)日本平パークウェイ
駿河湾沿いにある丘陵地、標高308mの「日本平」をめぐるドライブコース。元は有料道路で、曲がりくねって上下が多い峠道にも関わらず道幅があり、走って楽しいところです。ここでは上り下りでの加減速と、カーブでの曲がりを比較しました。
(3)いちご海岸通り
静岡市の海沿い、久能山の南側を走る国道150号線の一部。観光シーズン以外は流れが良く、信号も少なくてひたすら直線が続くので、淡々とまっすぐ走るときの印象を比較しました。
貸していただけたのはプレマシー20Z、ウイッシュ1.8X、ストリーム1.8X。実際に3車を同じコースで乗り比べてみると、各車の印象は単独試乗のときと大きくは変わらなかったのですが、やはりごく近い時間に比較試乗すると特徴が良くわかります。
(1)の市街地で一番印象が良かったのはプレマシー。柔らかめの足回りは、少々路面の悪いところでも疲れません。他2車に比べて車幅が少し広く、車重も重いので取り回しや加速で劣るかな?と思いましたが、視点が高くてハンドルもよく切れて、最初の出足が重さの割には良いので、好印象でした。
それに続くのはストリーム。プレマシーに比べると固めの足回りは突き上げを許しますが、車体全体が しっかりした感じでそれほど不快ではありません。
最下位だったのはウイッシュ。取り回しや加速に不満はないのですが、エンジン音がうるさいのと路面の悪いところで後輪がドタバタする感じが前2車に比べると減点要因です。
(2)のワインディングで一番楽しかったのはストリーム。試乗車でもあるしスピードを出さずのんびり走ったんですが、それでもハンドルを切っただけグイグイ曲がっていく挙動は気持ちが良いです。他2車に比べて重心が低いので、カーブでの挙動変化が少ないのも安心感につながります。意地悪く、カーブの途中で少し乱暴にハンドルを切り足しても、アンダーステアを感じさせずに平然と曲がっていきます。
次点はウイッシュ。重心はストリームより少し高いのですが、足回りが固めてあるので同様にしっかり曲がっていきます。ただ、その副作用として路面の悪いところではバタつきますし、アンダーステアを感じさせるところが少しあります。
ここでの最下位はプレマシー。単独で走っていれば、あるいはオーナーになって慣れてしまえば気にならないのでしょうが、重心の低い他2車と比べてしまうと腰高な印象が残ります。乗り心地の良い比較的柔らかめの足回りと、操作に良く反応する敏感な舵の組み合わせも、挙動変化の大きさにつながります。ファミリーカーとしての「安心感」という部分で、差をつけられてしまいました。
(3)の直線巡航で、一番安心できたのはウイッシュ。手放し運転できそうなくらい淡々と巡航できます。北海道旅行のレンタカーのときも感じましたが、路面の良い高速道路を長距離 走るんだったら、これが一番疲れないでしょう。固めの足回りのせいで、横風の影響も少ないです。
次点はプレマシー。ハンドルが敏感なのでウイッシュほどの直進性はありませんが、柔らかめの足回りは重厚な印象でどっしりと走ります。
ここでの最下位はストリーム。試乗のときにいつも思うのですが、電動パワーステアリングの中立付近に妙な違和感があります。直線巡航といっても路面のうねりや横風の影響で微妙な修正舵を加える必要がありますが、そのときに反力が強くて抵抗があるんです。あまり推奨されない話ではありますが、他2車は直線巡航のときは片手ハンドルにしてみても不安がないのに、ストリームだけはハンドルを両手で握っていたくなる、という印象です。
以上、最終試乗を終えてみて…さて困りました。正直に感想を書いただけなのに、平均すると同順じゃないですか。出来過ぎです。(^_^;
最終決戦のステージは、以下の3つ。
(1)市街地
混雑スポットや あまり路面の良くないところを選んで、いわゆる「普段の街乗り」の印象を比較しました。
(2)日本平パークウェイ
駿河湾沿いにある丘陵地、標高308mの「日本平」をめぐるドライブコース。元は有料道路で、曲がりくねって上下が多い峠道にも関わらず道幅があり、走って楽しいところです。ここでは上り下りでの加減速と、カーブでの曲がりを比較しました。
(3)いちご海岸通り
静岡市の海沿い、久能山の南側を走る国道150号線の一部。観光シーズン以外は流れが良く、信号も少なくてひたすら直線が続くので、淡々とまっすぐ走るときの印象を比較しました。
貸していただけたのはプレマシー20Z、ウイッシュ1.8X、ストリーム1.8X。実際に3車を同じコースで乗り比べてみると、各車の印象は単独試乗のときと大きくは変わらなかったのですが、やはりごく近い時間に比較試乗すると特徴が良くわかります。
(1)の市街地で一番印象が良かったのはプレマシー。柔らかめの足回りは、少々路面の悪いところでも疲れません。他2車に比べて車幅が少し広く、車重も重いので取り回しや加速で劣るかな?と思いましたが、視点が高くてハンドルもよく切れて、最初の出足が重さの割には良いので、好印象でした。
それに続くのはストリーム。プレマシーに比べると固めの足回りは突き上げを許しますが、車体全体が しっかりした感じでそれほど不快ではありません。
最下位だったのはウイッシュ。取り回しや加速に不満はないのですが、エンジン音がうるさいのと路面の悪いところで後輪がドタバタする感じが前2車に比べると減点要因です。
(2)のワインディングで一番楽しかったのはストリーム。試乗車でもあるしスピードを出さずのんびり走ったんですが、それでもハンドルを切っただけグイグイ曲がっていく挙動は気持ちが良いです。他2車に比べて重心が低いので、カーブでの挙動変化が少ないのも安心感につながります。意地悪く、カーブの途中で少し乱暴にハンドルを切り足しても、アンダーステアを感じさせずに平然と曲がっていきます。
次点はウイッシュ。重心はストリームより少し高いのですが、足回りが固めてあるので同様にしっかり曲がっていきます。ただ、その副作用として路面の悪いところではバタつきますし、アンダーステアを感じさせるところが少しあります。
ここでの最下位はプレマシー。単独で走っていれば、あるいはオーナーになって慣れてしまえば気にならないのでしょうが、重心の低い他2車と比べてしまうと腰高な印象が残ります。乗り心地の良い比較的柔らかめの足回りと、操作に良く反応する敏感な舵の組み合わせも、挙動変化の大きさにつながります。ファミリーカーとしての「安心感」という部分で、差をつけられてしまいました。
(3)の直線巡航で、一番安心できたのはウイッシュ。手放し運転できそうなくらい淡々と巡航できます。北海道旅行のレンタカーのときも感じましたが、路面の良い高速道路を長距離 走るんだったら、これが一番疲れないでしょう。固めの足回りのせいで、横風の影響も少ないです。
次点はプレマシー。ハンドルが敏感なのでウイッシュほどの直進性はありませんが、柔らかめの足回りは重厚な印象でどっしりと走ります。
ここでの最下位はストリーム。試乗のときにいつも思うのですが、電動パワーステアリングの中立付近に妙な違和感があります。直線巡航といっても路面のうねりや横風の影響で微妙な修正舵を加える必要がありますが、そのときに反力が強くて抵抗があるんです。あまり推奨されない話ではありますが、他2車は直線巡航のときは片手ハンドルにしてみても不安がないのに、ストリームだけはハンドルを両手で握っていたくなる、という印象です。
以上、最終試乗を終えてみて…さて困りました。正直に感想を書いただけなのに、平均すると同順じゃないですか。出来過ぎです。(^_^;
2008.01.15 (Tue)
最終決定 … 完結編(2)
延々と試乗してきた挙句の結論が3車同着では、困ったものです。いや、ディーラーさんもこの文章を読んでおられる方もお困りでしょうが、買い替えを決意している私も困りました。(^_^;
試乗の印象は最重要事項とはいえ、もちろんそれだけでは決められません。お金があり余っているわけがないので価格交渉もしました。しかし、この面では各ディーラーさんとも頑張ってくださって、発売が古いウイッシュが いくぶん好条件かな?という程度で大差はつきませんでした。
オプションも比較しましたが、特別な用途に使うわけではないファミリーカーなので、この面でも各車不足なし。
数日間、悩みに悩んだ末、私の出した結論はストリーム2.0Gです。
最後は本当に重箱の隅をつつくような比較になってしまったのですが、自分を納得させるための理由として掘り出したのは以下の3つ。
(1) 下手の横好きとはいえメカ好き、運転好きとしてはストリームで走った峠道の楽しさは捨てがたい。逆に、高速道路を長時間走る機会は多くないので、欠点である巡航時のステアリングの違和感は諦められる。
(2) 2.0RSZに試乗したときの加速感は秀逸だった。5人フル乗車が多い我が家では大事なポイント。
(3) 職場の歯科医院近くにある立体駐車場に入庫できる。この点は最初は重視していなかったが、ここまで評価が横並びになってしまうと細かい点で差をつけざるを得ない。歯科機材の搬入などに使うこともあるので、自走式駐車場より距離が近い立体駐車場への入庫可はありがたい。
試乗の印象は最重要事項とはいえ、もちろんそれだけでは決められません。お金があり余っているわけがないので価格交渉もしました。しかし、この面では各ディーラーさんとも頑張ってくださって、発売が古いウイッシュが いくぶん好条件かな?という程度で大差はつきませんでした。
オプションも比較しましたが、特別な用途に使うわけではないファミリーカーなので、この面でも各車不足なし。
数日間、悩みに悩んだ末、私の出した結論はストリーム2.0Gです。
最後は本当に重箱の隅をつつくような比較になってしまったのですが、自分を納得させるための理由として掘り出したのは以下の3つ。
(1) 下手の横好きとはいえメカ好き、運転好きとしてはストリームで走った峠道の楽しさは捨てがたい。逆に、高速道路を長時間走る機会は多くないので、欠点である巡航時のステアリングの違和感は諦められる。
(2) 2.0RSZに試乗したときの加速感は秀逸だった。5人フル乗車が多い我が家では大事なポイント。
(3) 職場の歯科医院近くにある立体駐車場に入庫できる。この点は最初は重視していなかったが、ここまで評価が横並びになってしまうと細かい点で差をつけざるを得ない。歯科機材の搬入などに使うこともあるので、自走式駐車場より距離が近い立体駐車場への入庫可はありがたい。
2008.01.15 (Tue)
その後のストリーム … 完結編(3)
納車されて数ヶ月。前車デミオとの別れを寂しがっていた子供たちもストリームに慣れ、誰が3列目に座るかの争いも おおよその決着がつきました。2-3列目のウォークスルーができないし、いちいちシートを倒して乗り込むのが面倒だからって靴を脱いで2列目シート背もたれの切れ目から3列目に侵入する変な癖がついたのは困ったもんです。(^_^;
所有してみて一番困ったのは、ヘッドレストがかなり前方に膨らんでいて後頭部に当たること。私自身は背もたれを立てて運転するくせがあるのであまり気にならないのですが、助手席のヨメさんから「首が疲れる」というクレームが来ました。
対処法をネット上で検索してみたところ、前後を逆に装着する、フィットのヘッドレストに交換するなどの方法が話題に上がっていました。とりあえず我が家では自力でヘッドレストの中身を少し抜き、シートとヘッドレストの間にカー洋品店で買った小枕を取り付けてしのいでいます。
燃費は、街乗り中心で満タン法計測8㎞/L前後。燃費計は1割ほど楽観的なようです。高速道路などで長距離を走ると、ずっと燃費が良くなります。前車デミオ1500ccに比べると、街乗りで少し劣り、長距離で上回るといったところでしょうか。排気量も車重も1.33倍になっているので、十年分の燃費技術の進歩でほぼ同等に近いところに持ち込んでいるのでしょう。
意外だったのは、長時間運転しても疲れが少ないことです。ミニバンとしては固めの足回りなので突き上げで疲れるかな?と思ったんですが、しっかりしたボディが衝撃を吸収してくれるのか、長距離が苦になりません。
慣れてはきましたが、電動パワーステアリングの巡航時の不自然さは相変わらずです。ヘッドレストはもし改良品が出れば交換できる可能性が高いですが、こちらは交換できるものではないので、マイナーチェンジで改良されたりすると ちょっと悔しいかもしれません。まあ、その分、ワインディングで楽しいから良しとしています。
子供たちも大きくなってきて、親との外出にあと何年つきあってくれるか わかりませんが、今を大切にしてストリームで できるだけ思い出を作っておきたいと思います。
素人の文章に長々とお付き合いくださってありがとうございました。
これにて試乗記「5人家族の車選び」、終幕とさせていただきます。
<(_ _)>
所有してみて一番困ったのは、ヘッドレストがかなり前方に膨らんでいて後頭部に当たること。私自身は背もたれを立てて運転するくせがあるのであまり気にならないのですが、助手席のヨメさんから「首が疲れる」というクレームが来ました。
対処法をネット上で検索してみたところ、前後を逆に装着する、フィットのヘッドレストに交換するなどの方法が話題に上がっていました。とりあえず我が家では自力でヘッドレストの中身を少し抜き、シートとヘッドレストの間にカー洋品店で買った小枕を取り付けてしのいでいます。
燃費は、街乗り中心で満タン法計測8㎞/L前後。燃費計は1割ほど楽観的なようです。高速道路などで長距離を走ると、ずっと燃費が良くなります。前車デミオ1500ccに比べると、街乗りで少し劣り、長距離で上回るといったところでしょうか。排気量も車重も1.33倍になっているので、十年分の燃費技術の進歩でほぼ同等に近いところに持ち込んでいるのでしょう。
意外だったのは、長時間運転しても疲れが少ないことです。ミニバンとしては固めの足回りなので突き上げで疲れるかな?と思ったんですが、しっかりしたボディが衝撃を吸収してくれるのか、長距離が苦になりません。
慣れてはきましたが、電動パワーステアリングの巡航時の不自然さは相変わらずです。ヘッドレストはもし改良品が出れば交換できる可能性が高いですが、こちらは交換できるものではないので、マイナーチェンジで改良されたりすると ちょっと悔しいかもしれません。まあ、その分、ワインディングで楽しいから良しとしています。
子供たちも大きくなってきて、親との外出にあと何年つきあってくれるか わかりませんが、今を大切にしてストリームで できるだけ思い出を作っておきたいと思います。
素人の文章に長々とお付き合いくださってありがとうございました。
これにて試乗記「5人家族の車選び」、終幕とさせていただきます。
<(_ _)>
2008.01.14 (Mon)
いよいよ 準決勝 … マツダ・プレマシー グレード決定編
長い長い試乗の旅、文章にまとめただけで18台。ここまでお読みになって、「こいつ、買い替えとか言いながら、それを理由に他人の車を乗り回して遊んでるだけじゃないのか」と思われた貴方、正解です。(^^; じゃなくて、買い換える気、ありますってば。いやほんと。
というわけで、いよいよ最終候補の選定に入ることにします。まずは、デミオで9年間の長いお付き合いをしたマツダから、プレマシー。
MPVも以前に試乗させていただいたことがあって、フラットで重厚な乗り心地はむしろプレマシーより好みなんじゃないかと思ったんですが、いかんせん全幅1830mmは運転者のほうに自信がない。ジャストサイズで2-3列目ウォークスルーを持つプレマシーを候補にします。
さて、そうなると数ある中からどのグレードを選ぶのか。プレマシーの場合、まずエンジンとミッションの組み合わせが3種類。2.0L+4AT、2.0L(直噴)+5AT、2.3L+4AT。ホイールがグレードとオプションの組み合わせで15インチ、16インチ、17インチの3種類。伊勢旅行のときに2.0L+4ATと15インチの組み合わせにレンタカーで乗っているので、改めて2.0L(直噴)と5ATに試乗して、もしパワー不足を感じるのであれば かなり価格は上がってしまいますが2.3Lを検討することにしました。
ディーラーさんに試乗をお願いしたところ、用意してくださったのは2.0L(直噴)+5ATに17インチを履いた20Zグレード。これならば、15インチでロールが大きすぎると感じた足回りがインチアップでどの程度硬くなるか試すこともできて好都合です。
赤紫色の外装とガンメタ塗装のホイールが精悍な20Zに乗せていただいて、走り出します。直噴2.0Lのせいなのか、5ATのせいなのか、かなり軽快な出足。スライドドアのためか、車高の低いミニバンの中では車重が重いプレマシーですが、これなら加速に不満を感じることはあまり無さそうです。
曲がりくねった道に入ります。期待しながらハンドルを切ると…うーん、やっぱりロール感は やや大きめ。インチアップのせいで少し突き上げは増えていますが、硬めの足回りが好きな私には充分に許容範囲内。ハンドルを切るとスパッと曲がっていく性質も17インチのせいでさらに鋭くなって良い感じです。ただ、ウイッシュやストリームに比べると柔らかめの足回りと着座位置が高いので、ロール総量は大きく、17インチでも15インチと大差ないと思いました。
そうなると、どうしても17インチにこだわらなければいけない理由も無くなったので、グレードとしては装備が充実した20Sか、価格が安い20CS。そのどちらかのうちで、加速が軽快な直噴DISI+5ATの搭載車を候補にすることにしました。
というわけで、いよいよ最終候補の選定に入ることにします。まずは、デミオで9年間の長いお付き合いをしたマツダから、プレマシー。
MPVも以前に試乗させていただいたことがあって、フラットで重厚な乗り心地はむしろプレマシーより好みなんじゃないかと思ったんですが、いかんせん全幅1830mmは運転者のほうに自信がない。ジャストサイズで2-3列目ウォークスルーを持つプレマシーを候補にします。
さて、そうなると数ある中からどのグレードを選ぶのか。プレマシーの場合、まずエンジンとミッションの組み合わせが3種類。2.0L+4AT、2.0L(直噴)+5AT、2.3L+4AT。ホイールがグレードとオプションの組み合わせで15インチ、16インチ、17インチの3種類。伊勢旅行のときに2.0L+4ATと15インチの組み合わせにレンタカーで乗っているので、改めて2.0L(直噴)と5ATに試乗して、もしパワー不足を感じるのであれば かなり価格は上がってしまいますが2.3Lを検討することにしました。
ディーラーさんに試乗をお願いしたところ、用意してくださったのは2.0L(直噴)+5ATに17インチを履いた20Zグレード。これならば、15インチでロールが大きすぎると感じた足回りがインチアップでどの程度硬くなるか試すこともできて好都合です。
赤紫色の外装とガンメタ塗装のホイールが精悍な20Zに乗せていただいて、走り出します。直噴2.0Lのせいなのか、5ATのせいなのか、かなり軽快な出足。スライドドアのためか、車高の低いミニバンの中では車重が重いプレマシーですが、これなら加速に不満を感じることはあまり無さそうです。
曲がりくねった道に入ります。期待しながらハンドルを切ると…うーん、やっぱりロール感は やや大きめ。インチアップのせいで少し突き上げは増えていますが、硬めの足回りが好きな私には充分に許容範囲内。ハンドルを切るとスパッと曲がっていく性質も17インチのせいでさらに鋭くなって良い感じです。ただ、ウイッシュやストリームに比べると柔らかめの足回りと着座位置が高いので、ロール総量は大きく、17インチでも15インチと大差ないと思いました。
そうなると、どうしても17インチにこだわらなければいけない理由も無くなったので、グレードとしては装備が充実した20Sか、価格が安い20CS。そのどちらかのうちで、加速が軽快な直噴DISI+5ATの搭載車を候補にすることにしました。
2008.01.14 (Mon)
いよいよ 準決勝 … トヨタ・ウィッシュ グレード決定編
次に、トヨタ。試乗記でおわかりの通り、ここからはウィッシュ。
イプサムも好印象で後ろ髪を引かれたんですが、ディーラーの営業さんに相談したら「イプサムはあまり出ていませんから条件面でも頑張りづらくて…元値も高いですし…」と今ひとつノリが悪い。ウイッシュよりも重厚感のある走りは魅力ですが、グレードによるものの40~60万円も高いうえに条件面もきついとなると、ちょっと厳しい。さらには微妙ながらサイズが大きいこともあり、ウィッシュをトヨタ内の第一候補にしました。
ウイッシュの中では売れ筋の1.8XにHIDなどのお買い得装備をつけた1.8X Limitedが値段も安くて魅力的。ただし、フル乗車が多い我が家としては2.0Lエンジン搭載車も気になります。2.0Zは2-3列目ウォークスルーができるのは魅力ですが、同じ車種なのに1.8Xよりも60万円近く高いというのは、いくらなんでもあんまりです。(^^; というわけで、2.0Lの中からは2.0Gを候補にすることにします。
1.8X Limitedと2.0Gの価格差は約25万円。装備に大差は無いのですが、細かい違いがいくつかあります。とはいえ、実質上は1.8Lエンジン+4ATと直噴2.0Lエンジン+CVTの差がそれだけの追加投資に見合うかどうかが決め所でしょう。
ディーラーさんに再試乗をお願いしたところ、親切にも同日に1.8Lと2.0Lを比較市場させてくださることになりました。感謝です。
2.0Gの試乗車は手配できないということでしたので、1.8Xと2.0Zの比較試乗になりました。両者はリアのサスペンションやタイヤなど足回りが違うのですが、検討対象の2.0Gの足回りは1.8Xに近いので、加速感などエンジン関係だけを比較することにします。
まず、1.8Xに乗って走り出します。相変わらず、やや小排気量の3列シート車としては元気のいい出足。不足なく きびきびと走ってくれます。北海道でレンタカーを借りたときは内装からのカタカタ音が気になりましたが、今回の車は走行距離は同じようなもののマイナーチェンジで品質向上したのか、ディーラー試乗車なので整備が行き届いているのか、異音も内装が くたびれた感じもありません。
ただ、相変わらずエンジン音は静かとは言えない。また、路面の悪いところに来ると、特にリアがドタバタするのも以前からの印象どおりです。とはいえ、売れているだけあって値段を考えたら良くできた車だと思います。
さて、期待して2.0Zに乗車して走り出します。ヴォクシー、アイシスと同じエンジン、同じCVTで車重が明らかに軽いので一気に加速するかと思ったのですが、出足は意外にゆったりしています。1.8Xと大差ない、というか、ほぼ同じ。ただ、低速でのエンジン音は1.8Xより静かです。
ある程度スピードが出てから大きく踏み込むと、いくらか力強いかな?ただ、エンジン回転が上がると音も騒々しくなります。きちんと加速タイムを計ったわけではないのであくまで印象ですが、どうも排気量200ccアップの恩恵を感じることはできませんでした。CVTの設定が燃費優先なのでしょうか。あるいは、1.8Lと4ATの組み合わせが良くできているので割を食っているのかもしれませんね。
というわけで、ウィッシュでは1.8X Limitedグレードを候補とします。
イプサムも好印象で後ろ髪を引かれたんですが、ディーラーの営業さんに相談したら「イプサムはあまり出ていませんから条件面でも頑張りづらくて…元値も高いですし…」と今ひとつノリが悪い。ウイッシュよりも重厚感のある走りは魅力ですが、グレードによるものの40~60万円も高いうえに条件面もきついとなると、ちょっと厳しい。さらには微妙ながらサイズが大きいこともあり、ウィッシュをトヨタ内の第一候補にしました。
ウイッシュの中では売れ筋の1.8XにHIDなどのお買い得装備をつけた1.8X Limitedが値段も安くて魅力的。ただし、フル乗車が多い我が家としては2.0Lエンジン搭載車も気になります。2.0Zは2-3列目ウォークスルーができるのは魅力ですが、同じ車種なのに1.8Xよりも60万円近く高いというのは、いくらなんでもあんまりです。(^^; というわけで、2.0Lの中からは2.0Gを候補にすることにします。
1.8X Limitedと2.0Gの価格差は約25万円。装備に大差は無いのですが、細かい違いがいくつかあります。とはいえ、実質上は1.8Lエンジン+4ATと直噴2.0Lエンジン+CVTの差がそれだけの追加投資に見合うかどうかが決め所でしょう。
ディーラーさんに再試乗をお願いしたところ、親切にも同日に1.8Lと2.0Lを比較市場させてくださることになりました。感謝です。
2.0Gの試乗車は手配できないということでしたので、1.8Xと2.0Zの比較試乗になりました。両者はリアのサスペンションやタイヤなど足回りが違うのですが、検討対象の2.0Gの足回りは1.8Xに近いので、加速感などエンジン関係だけを比較することにします。
まず、1.8Xに乗って走り出します。相変わらず、やや小排気量の3列シート車としては元気のいい出足。不足なく きびきびと走ってくれます。北海道でレンタカーを借りたときは内装からのカタカタ音が気になりましたが、今回の車は走行距離は同じようなもののマイナーチェンジで品質向上したのか、ディーラー試乗車なので整備が行き届いているのか、異音も内装が くたびれた感じもありません。
ただ、相変わらずエンジン音は静かとは言えない。また、路面の悪いところに来ると、特にリアがドタバタするのも以前からの印象どおりです。とはいえ、売れているだけあって値段を考えたら良くできた車だと思います。
さて、期待して2.0Zに乗車して走り出します。ヴォクシー、アイシスと同じエンジン、同じCVTで車重が明らかに軽いので一気に加速するかと思ったのですが、出足は意外にゆったりしています。1.8Xと大差ない、というか、ほぼ同じ。ただ、低速でのエンジン音は1.8Xより静かです。
ある程度スピードが出てから大きく踏み込むと、いくらか力強いかな?ただ、エンジン回転が上がると音も騒々しくなります。きちんと加速タイムを計ったわけではないのであくまで印象ですが、どうも排気量200ccアップの恩恵を感じることはできませんでした。CVTの設定が燃費優先なのでしょうか。あるいは、1.8Lと4ATの組み合わせが良くできているので割を食っているのかもしれませんね。
というわけで、ウィッシュでは1.8X Limitedグレードを候補とします。
2008.01.14 (Mon)
いよいよ 準決勝 … ホンダ・ストリーム グレード決定編
そして、ホンダからは やはりストリーム。
個性的なエディックスにもずいぶん惹かれました。後席は子供3人なら充分だし、独特な運転感覚も慣れるのかもしれません。ただ、車体幅が大きいのに運転席が端に寄っているせいで視界が限られるのは、運転がとびぬけて上手とは とても言いかねる私には荷が重いと考えて断念しました。
さて、そのストリーム。試乗した限りではRSZはファミリーカーとしては足回りが硬すぎるように思いましたし、17インチアルミホイールもエアロも、運転するのがショボいオジサンの私ではドレスアップ効果なし。(^^; パドルシフトには後ろ髪を引かれたものの、コストを考えて1.8Xと2.0Gの比較になります。
両者の価格差は、ウィッシュ1.8X Limitedと2.0Gの場合と ほとんど同じ。けれども、Limitedがお買い得仕様車なので、ストリームのグレード間の装備差はウィッシュよりも大きくなります。そして、やはり気になるのは駆動系の違い。こちらもホンダディーラーさんにお願いして、再試乗させていただくことにしました。
まずはストリーム1.8X。最初の試乗と印象は変わらず、ウィッシュ1.8Xと互角の加速。4ATと5ATの差は、素人の私にはあまり感じられません。静粛性と、ドタバタしない落ち着いた足回りはストリームが上。ただ、何となく不自然に感じる電動パワステが少し気になります。
さて、こちらも2.0LグレードのGは試乗車が無いということで、2.0RSZに乗せていただいて駆動系だけを比較することにします。
有段ATに対するCVTの特性なのか、ウィッシュ2.0Zと同じようにストリーム2.0RSZも一番最初の出足は ゆったりしています。でも、すぐにアクセルに反応してグィッと加速します。CVTの設定が違うのか、エンジンがロングストロークで中低速重視のせいなのか?ストリームは1.8Lと2.0Lで力強さの違いを明確に感じました。とはいえ、価格差は約20万円。なかなか悩ましいところです。
他のメーカーで気になったというと、ゴルフGTI、欲しかったです。でも、300万以上も払って後席の広さがデミオと大して変わらないのでは、私が満足したとしても家庭にヒビが。(^^; おくさんこわい。(^^;;;
というわけで、プレマシー20CS、プレマシー20S、ウィッシュ1.8X Limited、ストリーム1.8X、ストリーム2.0Gで決勝トーナメントを行うことにしました。
個性的なエディックスにもずいぶん惹かれました。後席は子供3人なら充分だし、独特な運転感覚も慣れるのかもしれません。ただ、車体幅が大きいのに運転席が端に寄っているせいで視界が限られるのは、運転がとびぬけて上手とは とても言いかねる私には荷が重いと考えて断念しました。
さて、そのストリーム。試乗した限りではRSZはファミリーカーとしては足回りが硬すぎるように思いましたし、17インチアルミホイールもエアロも、運転するのがショボいオジサンの私ではドレスアップ効果なし。(^^; パドルシフトには後ろ髪を引かれたものの、コストを考えて1.8Xと2.0Gの比較になります。
両者の価格差は、ウィッシュ1.8X Limitedと2.0Gの場合と ほとんど同じ。けれども、Limitedがお買い得仕様車なので、ストリームのグレード間の装備差はウィッシュよりも大きくなります。そして、やはり気になるのは駆動系の違い。こちらもホンダディーラーさんにお願いして、再試乗させていただくことにしました。
まずはストリーム1.8X。最初の試乗と印象は変わらず、ウィッシュ1.8Xと互角の加速。4ATと5ATの差は、素人の私にはあまり感じられません。静粛性と、ドタバタしない落ち着いた足回りはストリームが上。ただ、何となく不自然に感じる電動パワステが少し気になります。
さて、こちらも2.0LグレードのGは試乗車が無いということで、2.0RSZに乗せていただいて駆動系だけを比較することにします。
有段ATに対するCVTの特性なのか、ウィッシュ2.0Zと同じようにストリーム2.0RSZも一番最初の出足は ゆったりしています。でも、すぐにアクセルに反応してグィッと加速します。CVTの設定が違うのか、エンジンがロングストロークで中低速重視のせいなのか?ストリームは1.8Lと2.0Lで力強さの違いを明確に感じました。とはいえ、価格差は約20万円。なかなか悩ましいところです。
他のメーカーで気になったというと、ゴルフGTI、欲しかったです。でも、300万以上も払って後席の広さがデミオと大して変わらないのでは、私が満足したとしても家庭にヒビが。(^^; おくさんこわい。(^^;;;
というわけで、プレマシー20CS、プレマシー20S、ウィッシュ1.8X Limited、ストリーム1.8X、ストリーム2.0Gで決勝トーナメントを行うことにしました。
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